ひょっとしたら、あなたも歯周病かも?
近年の研究で、歯周病がいかに危険なものかが明らかになっています。
重度の歯周病の場合、歯がぐらついて歯根が腐ってしまったり、歯が抜けてしまったりといったリスクがあるほか、歯周病が原因で心臓病、糖尿病、肺炎を引き起こすこともわかってきました。歯周病は歯だけの問題ではなく、全身の疾病に関連するリスクがあるのです。
以下のような症状に心当たりのある方は歯周病検査にいらしてください。
☑歯ぐきが下がってきた
☑口臭が気になる
☑歯がぐらぐらする
☑歯ぐきの変色がきになる
☑歯茎から血が出る
歯周病の原因
歯周病の原因として多いのは以下の3つです。
1、喫煙
喫煙をすることで、血管が縮んで血行が悪くなります。そうなると歯周病菌への抵抗力が低くなり歯周病へと発展していきます。
2.ストレス
ストレスは、日常の食習慣を変えると言われています。また、身体の抵抗力を弱くなるため歯周病が悪化しやすくなるとも言われています。
3.食生活
食生活が不規則な場合、身体のみならず歯や歯茎にも悪い影響を及ぼします。糖質の高いものは歯に付着しやすいため注意が必要です。
歯周病の進行度と症状について
健康な歯ぐきにはあ、歯石や歯垢の付着がなく、歯ぐきの色もピンク色です。歯周病が進行するにともない、歯石や歯垢により汚れている箇所の骨がとけ、歯ぐきが下がり、最終的には歯が抜けてしまう所に至っていきます。
歯周病検査について
歯周病治療の検査方法には、以下のように様々なものがあります。
1.歯周ポケットの深さを確認する
歯周ポケットの深さによって、ブラッシング方法の変更が必要だったり、定期健診の頻度が変わります。
2.歯の揺れを検査する
初期の場合はプラークや歯石の除去と定期健診にて予防することが出来ますが、重度の場合は歯をつなぐ処置をするなど適切な治療を行う必要があります。
3.生活習慣検査
歯周病は日々の生活習慣に、原因があることが多く、ここを改善していかなけらば歯周病の進行を止める事はできません。当院ではドクターによるチェックと患者さんにあう歯ブラシや歯磨き粉のご提案なども行っております。
歯周病の治療方法
歯周病の原因は歯や歯ぐきに付着したプラーク(歯垢)にあります。ですので、歯周病の治療は、口腔内を清潔に保つことから始まります。まずはクリーニングをして、歯石をとり、ブラッシングをしていきます。
歯周病の予防方法について
自覚症状がなく歯周病が進行している場合も少なくありません。
定期健診に通っていただくことが歯周病の一番の予防法です。